キャンプに乾杯!

『キャンプって楽しい!』キャンプの楽しみ方は人それぞれ。多くの人に、自分ならではのキャンプの楽しみ方を見つけて欲しい。まだまだキャンプ初心者ですが、初心者だからこそ、初心者の悩みがわかるもの。キャンプ初心者による、キャンプ初心者のためのブログを目指しています。

「キャンプの楽しみ」始める前と後でどう変わった? ~タープって超楽しい!やってわかったキャンプの楽しみ3つ

■始める前
登山からの鞍替えということで、元々自然好きなので、キャンプで「自然を満喫する」ことを楽しみに考えていました。

■始めた後(1年経って)
始める前に考えていた「自然を満喫する」ことも、もちろん楽しんでいます。でも、それに加えて、「タープを張る楽しみ」や、「夕日を見ながら炭火で焼くお肉を堪能する楽しみ」、手順について「試行錯誤して上達していく楽しみ」の3つが加わりました。

①タープを張る楽しみ
タープを張るというのは、『創り出す』のではなく、あくまで『組み立てる』作業なのですが、それでも日頃、創作活動なるものを全くしていない身からすると、ものづくりに通ずる楽しさを感じることができます。

また、テントを立てるというのは、いわば、袋状の布を、ポールを通すことで立体に膨らませ、それを固定して立てることなります。原則、立て方は一通りしかありません。一方、タープは、基本の張り方はあるものの、アレンジが自由自在です。片面落とし、両側落とし、両面上げ、小川張り、飛行機型、ムササビ型、軍幕型などなど、ネットでは様々な張り方が紹介されています。加えて、我が家が購入したタープは、長方形の片側の短い辺の角が斜めにカットされた変形型だったため、一般的な張り方ではしっくり来ず、工夫が求められました。今でも「これだ!」という張り方に到達しておらず、毎回、いろんな張り方を試していますが、どういう張り方がいいかな?と考えるのが楽しいです。

また、ピンときれいに張る為に、どちらの方向にどれぐらいの力で引っ張ればよいか、そのために必要なガイロープの長さはどれぐらいかなど、昔習った算数や物理の知識が生きてきます。物理が苦手だった私は、「こういうところで物理が役に立つのねえ」と関心し、改めて勉強しようかしら、などと思ったりもします。

そして、初めは、力がいって面倒だなと感じていたペグ打ちも楽しくなり、「DIYも楽しいかも」と思えるようになり、自分の興味の幅も広がりました。これはとても良い副次効果だと思っています。
②夕日を見ながら炭火で焼くお肉を堪能する楽しみ
炭火効果なのか、パノラマ効果なのか、おそらくその両方なのでしょう。手順が楽、というだけで選んだBBQだったのですが、炭で焼くお肉が(もちろん野菜も)すごく美味しいんです!

加えて、設営も終わり、日も傾きかけた頃合いに、ハイチェアに体を預け、夕日を見ながら赤ワインを口に運んでまったりしていると、ふわぁ~と体の力が抜けていく。。。想定外の極楽でした。決して飲んべえではないのですが、お肉に赤ワインという組み合わせは最高ですね!日帰りだとアルコールを飲めないのが残念です。
③試行錯誤して上達していく楽しみ
上述のタープ張りもそうなのですが、例えば、キャンプの持ち物が、回を重ねるごとに不要なものが削がれ、必要なものが追加され、持ち物リストがどんどんベターになっていきます。

それ以外でも、車へのキャンプ道具の積み方や、炭熾し、料理、撤収の手際など、たいていのことが、経験を積むことで洗練されていき、その過程に満足感を感じます。

どんなことでも初心者は下手で、経験を積むうちに上手になっていくものです。そして上手になっていくことで「成長できてる!」と感じることができ、それがまた次回への動力源になって、ポジティブスパイラルが回り始めます。

また、手順が洗練されることで、時間短縮、省力化、快適さや美味しさアップなどが実現し、よりキャンプを楽しめるようになります。

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キャンプを始める前には、自分がタープ張りにハマるとは全く想像していませんでした。むしろ自分は「キャンプ沼にハマる」とは真逆の人種だと思っており、新たな自分の発見に驚いています。

また、何事も実際にやってみないとわからないものだなと、食わず嫌いを反省する良いきっかけにもなりました。

キャンプに興味がある方は、是非、ほんの少しの勇気を出して、やってみてください。大げさでなく、人生変わります!
 
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