キャンプに乾杯!

『キャンプって楽しい!』キャンプの楽しみ方は人それぞれ。多くの人に、自分ならではのキャンプの楽しみ方を見つけて欲しい。まだまだキャンプ初心者ですが、初心者だからこそ、初心者の悩みがわかるもの。キャンプ初心者による、キャンプ初心者のためのブログを目指しています。

子どもって、どうやってキャンプを楽しむの? ~3歳・男児のキャンプでの過ごし方

何歳からキャンプに連れていって大丈夫なのかな?

その答えとしては、親が、キャンプ場の不便な環境でもなんとかなりそうと思えれば、何歳でも、極端な話、0歳でも、OKだと思います。

が、やはり乳飲み子を抱えながらのキャンプでは気苦労も多いだろうし、現実的な目安としては、離乳食から普通食に移行し、靴を履いて歩き回れるようになってから、ではないでしょうか?

参考までに、3歳の我が息子けーくんが日帰りキャンプでどのように過ごしているのかをご紹介します(けーくんは3歳でキャンプデビューしました)。

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起床後、お着替えをして、出発

朝食は車の中で食べる。朝ごはんなのに、「おやつ出して」と要求してくるので、それをかわすのが一苦労。

キャンプ場到着。受付、搬入時は、キャンプ場の雰囲気への新鮮さが勝ってか駄々こねることはなし。

設営。『自分も手伝う!』と張り切るも、大人からしてみれば単に作業をかき乱す行為。ポールを連結し続けたり、ガイロープを全部解いて手で持って走り回ったり。叱るのをぐっと堪え、『ここでこれを持っててくれる?』と、できそうなことを頼む。親が作業に集中して、子どもに注意がいかないでいると、キャンプ道具がぐちゃぐちゃになっていたりする。特に最近はマシュマロ焼きにハマっていて、勝手に食材を漁ってマシュマロを出していたことも。あと、折りたたみ式のテーブルの足を起こすのをやろうとして、シートではなく、地面の上に直接テーブルの上の面をつけようとしたり。設営を如何に子どもに邪魔されず素早くやるか、これ、重要。父親が設営、母親が子どもの相手、など、親の間で役割分担してもよいかも。

炭熾し。前述のマシュマロをすぐにでも炙ろうとする。本来、マシュマロは食事のあとのデザートなのだけど、仕方なく許可しています。火から一定の距離を保つことを、本能で理解している様子。

BBQ。コップや皿をみんなに配膳するのが楽しいようで、毎回配ってくれる。調理用の一番大きなテーブルを、これ、けーくんの!と言い張り、調理道具を置かせてくれなかったこともあった。BBQ台を囲んで、けーくんの好物のウインナーを焼く。けーくん用の小さな椅子もあるのだが、あまり椅子には座らず、しゃがんでいる(でも、折りたたみ椅子を広げたり、畳んだりするのは好き)。けーくんはウインナーを食べたり、周りをふらふらしたり、で、あまり食べることには集中しない。なので、ちょくちょく、けーくんの好物を焼いて興味を引く作戦を実施。焼きそばやレーズンパン、隠しておいたマシュマロを追加、など。

お腹も満足したところで、大人は暖かい飲み物で一服。その最中も周りを駆け回ったり、見つけた枝で遊んだり、ガイロープを触ってみたり、シートの上に上がって踊ったり。たまに「お家帰りたい」と言い出すことも。そういうときは、持参した折り紙と鉛筆で気分転換させたり、キャンプ場内を散歩したり。

撤収。設営と同様、手伝う!と言いつつ、手間を増やす行為ばかり。やたらめったら自在を緩めてペグを抜こうとしたり、一つ所に集めたペグを散らかしたり。それも、パッキングまでくれば一安心。荷物を車に乗せて、キャンプ場さようなら~。

帰りの車の中ではおやつを食べて、満足したところで、昼寝。大体家に着くまでぐっすり。

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子連れで心配していたのは、火の取り扱いと、マッチ、ライター、ペグ、ハンマーといった危ない道具についてでした。

火については、焚き火台に対して『近づいたらだめだよ』と一度説明すると理解したようで、ひやりとするようなことは今のところ起きていません。

危ない道具については、極力見せない、触らせないようにしています。ただ、全く見せないようにすることはできなし、視界に入ると、どうしても興味を持ってしまいますが、そのときは『これは危ないからダメだよ』と、強引に取り上げています。

また、スケジュールについては、どうしても帰りの車の中で寝てしまうので、そこから逆算して、朝早く出て、帰りは、14時ぐらいから撤収を始め、15時ぐらいにキャンプ場を出るようにしています。

皆さんはどうされていますか?
よろしかったらお聞かせください!

 

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「キャンプの楽しみ」始める前と後でどう変わった? ~タープって超楽しい!やってわかったキャンプの楽しみ3つ

■始める前
登山からの鞍替えということで、元々自然好きなので、キャンプで「自然を満喫する」ことを楽しみに考えていました。

■始めた後(1年経って)
始める前に考えていた「自然を満喫する」ことも、もちろん楽しんでいます。でも、それに加えて、「タープを張る楽しみ」や、「夕日を見ながら炭火で焼くお肉を堪能する楽しみ」、手順について「試行錯誤して上達していく楽しみ」の3つが加わりました。

①タープを張る楽しみ
タープを張るというのは、『創り出す』のではなく、あくまで『組み立てる』作業なのですが、それでも日頃、創作活動なるものを全くしていない身からすると、ものづくりに通ずる楽しさを感じることができます。

また、テントを立てるというのは、いわば、袋状の布を、ポールを通すことで立体に膨らませ、それを固定して立てることなります。原則、立て方は一通りしかありません。一方、タープは、基本の張り方はあるものの、アレンジが自由自在です。片面落とし、両側落とし、両面上げ、小川張り、飛行機型、ムササビ型、軍幕型などなど、ネットでは様々な張り方が紹介されています。加えて、我が家が購入したタープは、長方形の片側の短い辺の角が斜めにカットされた変形型だったため、一般的な張り方ではしっくり来ず、工夫が求められました。今でも「これだ!」という張り方に到達しておらず、毎回、いろんな張り方を試していますが、どういう張り方がいいかな?と考えるのが楽しいです。

また、ピンときれいに張る為に、どちらの方向にどれぐらいの力で引っ張ればよいか、そのために必要なガイロープの長さはどれぐらいかなど、昔習った算数や物理の知識が生きてきます。物理が苦手だった私は、「こういうところで物理が役に立つのねえ」と関心し、改めて勉強しようかしら、などと思ったりもします。

そして、初めは、力がいって面倒だなと感じていたペグ打ちも楽しくなり、「DIYも楽しいかも」と思えるようになり、自分の興味の幅も広がりました。これはとても良い副次効果だと思っています。
②夕日を見ながら炭火で焼くお肉を堪能する楽しみ
炭火効果なのか、パノラマ効果なのか、おそらくその両方なのでしょう。手順が楽、というだけで選んだBBQだったのですが、炭で焼くお肉が(もちろん野菜も)すごく美味しいんです!

加えて、設営も終わり、日も傾きかけた頃合いに、ハイチェアに体を預け、夕日を見ながら赤ワインを口に運んでまったりしていると、ふわぁ~と体の力が抜けていく。。。想定外の極楽でした。決して飲んべえではないのですが、お肉に赤ワインという組み合わせは最高ですね!日帰りだとアルコールを飲めないのが残念です。
③試行錯誤して上達していく楽しみ
上述のタープ張りもそうなのですが、例えば、キャンプの持ち物が、回を重ねるごとに不要なものが削がれ、必要なものが追加され、持ち物リストがどんどんベターになっていきます。

それ以外でも、車へのキャンプ道具の積み方や、炭熾し、料理、撤収の手際など、たいていのことが、経験を積むことで洗練されていき、その過程に満足感を感じます。

どんなことでも初心者は下手で、経験を積むうちに上手になっていくものです。そして上手になっていくことで「成長できてる!」と感じることができ、それがまた次回への動力源になって、ポジティブスパイラルが回り始めます。

また、手順が洗練されることで、時間短縮、省力化、快適さや美味しさアップなどが実現し、よりキャンプを楽しめるようになります。

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キャンプを始める前には、自分がタープ張りにハマるとは全く想像していませんでした。むしろ自分は「キャンプ沼にハマる」とは真逆の人種だと思っており、新たな自分の発見に驚いています。

また、何事も実際にやってみないとわからないものだなと、食わず嫌いを反省する良いきっかけにもなりました。

キャンプに興味がある方は、是非、ほんの少しの勇気を出して、やってみてください。大げさでなく、人生変わります!
 
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キャンプ未経験者から経験者への大きな一歩 ・・・2021年のキャンプ 振り返り その1

人によっては、簡単に乗り越えてしまえる、初めの第一歩ですが、私にとっては、とても大きなハードルでした。

そこで、キャンプを始めるにあたっての様々な不安を極力少なくするために、キャンプ民泊という新たなサービスを提供しているNONIWAさん(https://noniwa.jp/)にお世話になることにしました。

2021年1月 NONIWAさんのキャンプ講習ステップ1*(持ち物、スケジュール、テント設営)を受講
  • 持ち物の多いことと、スケジュールにそれほど余裕がないことに驚く
  • スニーピーク「アメニティドーム」の設営のし易さに感動
  • 雨上がりだったこともあり、スニーカーがドロドロに2021年5月 
2021年5月 NONIWAさんのキャンプ講習ステップ2*(タープ設営、焚き火)を受講
  • 本でみても、ちんぷんかんぷんだったタープの設営方法を、やっと理解
  • 薪割りは楽しさ半分、疲れ半分
  • ポップアップテントを紹介してもらい、設営の簡単さにびっくり!
  • 私達家族に合うキャンプスタイルを提案してもらい、感激!
2021年7月 NONIWAさんのキャンプ講習ステップ3*(フルレンタル宿泊キャンプ)を受講
  • 講習で習ったことを思い出しながら、タープ、テントを設営
  • スタッフのサポートを受けつつ、なんとか形になった
  • けーくんが楽しんでいたのが嬉しかった
  • 炭火で食べるBBQの美味しさに感激!
  • 平地だったので、暑さがこたえた(特に夜)
  • テント泊が問題なかったことを確認し、心置きなくキャンプ道具を購入することに
2021年9月 NONIWAさんで一部レンタルでの宿泊キャンプ
  • 一般のキャンプ場はまだ躊躇してしまう
  • 購入したテント、タープを初使用
  • 車への積み下ろしに時間がかかる
  • 気持ち涼しくなり、明け方は寝袋を使用
  • 近隣のスーパーに買い出しに行ったら、品揃えが残念だった

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7月の1回目の泊まりキャンプの際には、レインウェア、トレッキングシューズ、ビーサン、家庭用コンロ、鍋、フライパン、各種調味料、等々、結局使わないものをたくさん持って行きました。

9月の2回目のときは、自宅から車に乗せて持っていく持ち物に、テントやタープといった大型のものが増えたことから、1回目からはかなり持ち物を減らしましたが、今はそれよりも、少なくなっています。

*NONIWAさんのキャンプ講習の内容は受講当時のもので、現在とは内容が異なります。

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キャンプ場選び&予約は計画的に! ~2022年、私の選び方

2021年のお正月に「キャンプを始めよう!」と決めてから、色々とリサーチしつつも、まずは試しに一泊、とキャンプ場探しを始めてみてたものの、調べれば調べる程、考慮すべきポイントが次から次へと出てくるし、ホテルの検索サイトのような、共通項目を一覧にして比較しやすくしてあるものもないし、で、「うーん、決められない。。。」と思考停止に陥ってしまいました。


気を取り直して、初心者向けとしてお薦めされている、いわゆる「高規格」キャンプ場に限定して、検索して、いざ予約しようとすると、今度は、既に予約一杯。しょっぱなから出鼻をくじかれました。

キャンプ場選びがなぜ大変なのか、それは、キャンプ場を選ぶ際のポイントがたくさんあり、また他との比較が難しいからだと思います。
そのポイントをざっと洗い出してみました。

  • 高原・林間・河原・草原等のサイトタイプ
  • 適した季節はいつか(だいたい標高で判断)
  • フリーサイトか区画サイトか
  • 車乗入れの可否
  • 自宅からのアクセス
  • 料金体系、価格帯
  • 予約方法
  • チェックイン・アウト時間
  • レンタル品のバリエーション
  • キャンプ場及び近隣施設(買い出し・入浴)の有無
  • 近隣の観光名所の有無 等。

経験がないからこそ迷うものもあれば、キャンプ場のHPをじっくり読み込まないとわからないもの、自宅からのアクセスなど利用者個々人に依存するもの、など、いろんな性質のポイントがあるし、また、料金体系については、本当にいろんなバリエーションがあって、ややこしいです。

加えて、お薦めキャンプ場の情報がネットに溢れており、そういうものを見出すと、「このキャンプ場、素敵、あ、こっちもいいかも」と目移ししてしまい、なかなか決まりません。


これは、確固たる条件を持って選んでいかないと、いつまでたっても決まらないし、もたもたしているとすぐに予約で埋まってしまうぞ、と悟りました。

とはいえ、まだキャンプ体験もないタイミングで、「確固たる条件」なんて決められないので、とりあえず2021年は場当たり的に予約の取れるキャンプ場で済ますことにして、その経験を踏まえて、自分なりのキャンプ場選びの条件を確立し、それに基づいて、2022年シーズンでは、計画的に予約することにしました。

因みに、ネットでは、直前にキャンプ場を検索したら空いていた、という事例をいくつも見かけました。また、キャンプ場選びは1週間前ぐらいから始める、というスタイルのブロガーさんもいました。直前になると予約のキャンセルなども出て、一定の空きは発生するのかな?とは思うものの、私は、限られた週末を有効活用するために確実に予約を取りたいと思うので、予約開放日に、つまり、かなり前から予約を取ることにしました。

そして、2021年のキャンプ体験を経て、2022年のキャンプ場選びの条件を以下のように決めました。

  • 自宅から2時間以内(ロングドライブは苦手。近ければ近いほどよい)
  • 区画サイト(フリーサイトはまだ自信がないので)
  • 車乗入れできなくてもOK(荷物少ないので)
  • チェックイン時間が早め(渋滞を避けるべく早く家を出るため、早く入れるほうが都合がよい)
  • できるだけ料金安め

時期ごとに行きたい場所を決め、その後、そのエリアのキャンプ場を検索して、上記条件に一番一致するところを選び、そのキャンプ場の予約開始日を確認。3月現在、7月までの予約を確保しました。


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初心者ほど、キャンプ場選びに悩むものだと思います。


経験がない、または少ないなりに、条件をよく考えて、目移りせずに、条件に合致するところを探す、というのが私のお薦めです。おそらく条件ぎめが一番難しいです。でも、それさえ決まってしまえば、あとはひたすら検索作業になります。


そして、行ったあとに、この条件は今後も必須だ、とか、この条件はいらないな、とか、逆に考慮外だったこの点を条件にしよう、というように、条件が適切だったか、振り返りをするのも大切です。これを繰り返すことで、キャンプ場選びがどんどん早く、そして楽にできるようになります。

 
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キャンプを始めるまで ~山ガールからファミリーキャンパーへの転身

もともと自然に親しむのが好きで、妊娠前は登山を楽しんでいました。
息子(けーくん)が生まれた今は、いつかはけーくんと一緒に山登りをしたい、と思うものの、けーくんが山登りを楽しめるようになるのは、まだ随分先になりそう。でも登山でなくても、自然の中で、のびのび遊んで欲しいし、自分も、自然の中でけーくんと遊びたいと思っていました。

一方、登山中、テント泊している人たちを目にする機会があり「あんな重い荷物を背負って山を登るのは自分には無理だけど、楽しそうだな、平地でだったらできるかな?いつかやってみたいな」とも思っていました。

そんな中、コロナが発生。けーくんを外で遊ばせたいと思っても、子どもが遊ぶのに適した近所の公園は、ここぞとばかりに子どもが集まり、それこそ密状態。何か良い手はないかなと考えていたところに「キャンプいいかも⁉」とキャンプが急浮上しました。

しかし、思いついたはいいものの、いざ始めてみようと思うと「寝袋で寝られるだろうか?」「必須の荷物って何?」「全くド素人でもOK?」「子どもも一緒で不測の事態が起こっても大丈夫?」などなど、不安がよぎります。

登山については、少しずつ道具を揃え、レベルを上げて、山友達をつくり、雑誌やネットで情報を入手して、、、と、基本独学で試行錯誤して、レベルアップしていった経緯がありますが、それも体力、時間、そして独身という身軽さがあったからこそ、できたこと。キャンプに関しては、小さい子どもも一緒ということもあり、そうした試行錯誤をすっ飛ばして、初めからキャンプを楽しみたい!と思う気持ちが強く、手探りでキャンプを始めることに躊躇していました。

「う~ん、どうしよう。始めたいけど、どうやって始めるべきか」と悩んでいた、そんな折に、道具の使い方をレクチャーしてくれて、そしていざとなったら母屋に避難することもできるという、キャンプ民泊の存在を知り、こんなサービス待っていました!と申し込みをし、ようやくキャンプを始めることができたのです。

 
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